偽装離婚の危険性


偽装離婚とは

083787偽装離婚とは、実際には夫婦関係にあって別れるつもりはないものの、あえて離婚届を出して体外的に離婚を装うことです。

例えば、夫婦の一方に多額の借金があり、債権者からの強制執行を逃れるために偽装離婚が利用されることがあります。

つまり、離婚に伴う財産分与を利用して他方に財産を移転させ、債権者からの強制執行を免れるために偽装離婚を利用することがあります。

 

 

偽装離婚はキケン!

これらは一見、理にかなった方法のように思えますが、偽装離婚が原因で争いに発展した例は少なくありません。

例えば、以下のような場合があります。

 当初の目的を達成したら再婚することになっていたにも関わらず、夫婦の一方が他の人と再婚してしまった
 再婚する前に夫婦の一方が死亡してしまい、遺産相続ができなくなった
 借金を免れるために離婚を装ったことがばれて、強制執行妨害罪に問われた

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偽装離婚であっても正式に離婚として成立した以上、「離婚の無効」を裁判所に申し立てても無効になることはほとんどありません。

このように、安易に離婚という制度を悪用すると、のちのち痛い目を見ることになりかねません。偽装離婚だけでの問題ではありませんが、離婚する意味をしっかりと考える必要があるでしょう。