質問⑩モラハラ夫との協議離婚を有利に進める方法


ご相談内容

 

別居のイメージイラスト性別:女性
職業:専業主婦
夫:大手生命保険会社(年収1100万円)

計算のイメージイラスト毎月の家計は、私が仕分けしていましたが、大きな金額の貯金は、すべて夫名義です。毎月の給与から、夫名義の貯金(約10万円)が、給与天引きされています。

私の個人年金(夫の会社の商品)の毎月の保険料が74000円です。生活費を止められているので、支払いに困っています。

昨年の四月から、夫が福岡勤務になりました。

 

状況

dc7ca2120ecde335cdddc1d3240406d0_s私は、結婚して、数ヵ月で胃ガンになり開腹手術をしました。そこから、夫の精神的に苦痛を伴う言動がはじまりました。

そして、術後二ヶ月後に心の病気になり、精神科に通い、一人で外出ができなくなったり、一日を普通に過ごす体力がなく、当たり前に日常を主婦として生活をおくれなくなりました。

夫は、まったく心のケア、家事をしてくれず、一緒に暮らすことができず、実家で面倒をみてもらいながら生きてました。

母は、公務員で、介護休暇を3ヶ月取得して私の世話をしました。

その後、父が会社を辞めて、今まで私と息子(三才)の世話をしてきました。今もです。

出産、産後もまったく家事、育児を協力してもらえず、「僕は、仕事をしている、僕のおかげでこの暮らしができている、お金を入れてるんやから、僕は、立派に育児をしている」と言います。

昨年の夏、息子が、福岡の夫の家(会社の借り上げ賃貸)で、40度の高熱に痙攣で、夜に救急車で運ばれました。

おびえる女性のイラストその時にも、「おおげさや、助けるに値しない」と、恐怖を感じる形相で、言われ怖くて、息子を抱えながら固まってしまいました。その後、すぐに福岡から大阪の実家に逃げ帰りました。

それから、心身の体調を崩し、この1月から5月まで、精神科の病院(大阪)に入院しました。

夫は、一度も、様子も見に来ないどころか、数ヵ月ぶりに電話をかけてきて、「まだ、入院してたん」と、心配する様子もない口調で話してきました。そして、夫の友人に夫が大阪の病院に来て、主治医と話してほしいと依頼しました。

カルテのイメージイラストそれから1ヶ月後に、夫は、病院に来て、主治医から私の症状の話を聞きました。

主治医は、夫に大きな原因がある、薬だけでは治らない、治るには、心のケアが、必要です。と、説明しました。

主治医との面談が終わり、私の父が、4ヶ月分の入院費用の領収書を見せたとたんに、「いくら、病気でも、お金の使い過ぎや、大盤振る舞いすぎる」と怒りだし、私が、家計を握っていたので、夫名義の通帳カード、キャッシュカードを返すように要求してきました。

怒る男性のイメージ画像返さないなら、会社で変更手続きをするし、法的手段をとると、脅してきました。そして、私は、夫名義のものを、返しました。

それから、「生活費は、当分支払わない、今まで家計を握ってたんやから、たくさんお金を持っているはずや」といって、5月から、生活費を止められました。そして、やむ無く病院も、入院費用がかさむため、退院してきました。

今も、実家で療養できる体調ではないので、障害者福祉施設に宿泊しながら、療養しています。入院費用よりは、安いため。

入院中(夫と主治医の面談前)からどんどん体力が落ち着いていき、車椅子生活をしています。自力では、車椅子もこげません。

悩む男性のイメージイラスト大阪で何軒か、弁護士事務所を回ってきましたが、モラルハラスメントだと、認めてくれる弁護士さんは、半分だったんですが、離婚に伴うお金(養育費)は、算定表通り、夫名義の新築マンション(大阪、私の実家近所)は、手放さないといけないから、府営住宅に住むようにすすめられました。

モラルハラスメント夫が、こちら側の要求を受け入れることは、難しい、なぜなら、モラルハラスメントをするような人間なのだから、養育費をちゃんと払ってもらえて、慰謝料をいくらかもらえば、いい方だと大阪の弁護士は言います。

確かに夫名義のマンションですが、やっとの思いで、息子の学校区、私の心の病気を考えて実家の近くに、マンションの手続きや、ローンのことなどで、何度も銀行へ行き、手に入れた住居を、手放さないといけないというのが、納得いかないです。

明らかに、心の病気は、夫が、原因なのに、約10万円の養育費と慰謝料がとれたらぐらいと言うのは、離婚後の生活が困難でかつ、夫自身が使えるお金が、増えるだけだと思うと、泣き寝入りみたいで、一人でもんもんと悩む日々でした。

悩む女性のイメージ画像デイライト法律事務所のHPを見つけ、解決事例を拝見している、優位に離婚できるのではないかと思いました。

やはり、依頼する弁護士さんによって、離婚条件は、変わってくるのでしょうか?

私のような場合、弁護士さんに代理人になってもらい協議離婚するのと、調停離婚するのとでは、どちらが有利に離婚を進めることができるでしょうか?

本当は、直接 お会いしてすぐにでも相談したいです。体調が悪く、過呼吸と言う症状があるため、福岡まですぐに行けないのが、とても残念でなりません。

8月には、婚姻費用の請求をしようと考えているので、それまでに、直接 お会いして、今後の戦略を教えて頂きたいです。

悩む主婦のイメージイラストデイライト法律事務所には、三人の弁護士さんが、いらっしゃいますが、宮崎弁護士さんに依頼をすると、費用が1.5倍になるとHPに記載されていましたが、これは、優位な離婚になる確率が上がると言うことなのでしょうか?

もし、デイライト法律事務所さんに依頼する場合、大阪と言う遠い距離でも、引き受けて頂だけるのでしょうか?どうか、ご回答 何卒 よろしくお願い致します。

追加状況

先日の内容では、感情的で少しこちらの情報が少なかったのではと、思い 三点情報の付け加えのメールをさせて頂きました。

 

ひとつ目、
家と車のイラスト・大阪の府営住宅は、実家から、離れているため、私と子供の生活援助をしに両親も、私も、気軽に行き来しにくい距離であること。
・車が、絶対に必要な距離である。
・まったく、地域が違うため、私自身に人の繋がりがいない。(お母さん通しの知り合いがいない)。
・町が、古いため、年配の方が中心の町である。
・マンションと実家は、徒歩可能です。
・自転車ならなお便利です。
・マンションは、駅前であるため、実家の両親は、駅前のスーパー、銀行、市役所の出張所、図書館などで、しょっちゅう駅前には、行きます。
・今まで、この駅周辺を生活拠点かつお母さん通しの繋がりを構築してきて、子育てをしてきました。

二つ目、
病院のイメージイラスト・夫が、一方的に生活費をとめちめ、やむ無く入院費用がかさばるため、退院してきました。
・退院直後から、ずっと体調が、悪く、本来ならば、通院ではなく、入院が必要な状態です。
・病院のシステム上、同じ病棟に再入院なら、すぐに入院は、可能ですが、費用が高いため、安い病棟に入院をお願いしました。
・しかし、その病棟に入院をするには、5月11日に退院したので、そこから、3ヶ月あけないと入院できないため、8月11日の再入院まで、障害者福祉施設の宿泊施設で、療養しています。まだ、同じ病棟で入院するより、安いからです。
・今は、8月の再入院まちの状態です。

三つ目は、
カルテのイメージイラスト・退院してから、ますます体調が悪くなるので、主治医が、夫と面談をしたいと言ってくれてます。
そのことを、福岡にいる夫に短い手紙で(郵送)で、伝えましたが、主治医のところにも、私にも、両親にも、連絡はありません。

以上、3つのことを伝えたくて、メールしました。

大阪で相談に行ってる弁護士さんは 、こちらの要望は、ほとんど通らないと言います。算定表通りの養育費と慰謝料を払ってもらえたらとの回答です。

通帳を見る女性のイラスト生活費を、止められているので、婚姻費用を請求したいのですが、請求すると、夫は、離婚を要求してくると思うので、そのことも考えて、離婚後の生活が、より安全で安心して暮らせるようにもっていきたいと思います。

どうか、何卒 よろしくお願い致します。

 

ご回答

弁護士小野佳奈子イラスト相談者様

メールでのご相談、ありがとうございます。

まず、依頼する弁護士によって、離婚する条件が変わってくるのかというご質問ですが、弁護士が皆離婚事件の経験が豊富というわけではありませんので、有利にも不利にも変わる可能性はあります。

弁護士小野佳奈子画像当事務所は離婚分野に専門特化した事務所ですので、経験を多く積んだ弁護士が所属し、依頼者の方に有利な離婚条件での離婚成立へ向けて日々活動しております。

そして、相談者様の場合、協議と調停いずれが可能かというご質問については、相手方(ご主人)と交渉をしてみなければ分かりませんが、当事務所は、モラルハラスメントを行う相手方との離婚協議においても、協議の段階で有利な条件で離婚を多数成立させてきました。

ですので、相談者様に有利な条件で協議離婚を成立させることができる可能性は高いです。

ご主人は、先月から生活費を支払わなくなったということですが、メールでお送りいただいたご主人の年収が源泉徴収票通りのものであるならば、ご主人は毎月18~20万円の婚姻費用を支払う義務があると認められる可能性が高いです。

また、相談者様は、毎月入院費用等の多額の医療費がかかっていると思われますので、医療費についても、前記婚姻費用に加えて、特別の出費として部分的に要求することは可能と思われます。

また、医師からの面談要請を伝える手紙に返答もせず、生活費も支払わないという状態が今後長期間続くと、場合によっては、悪意の遺棄(民法770条1項2号)と認定される可能性も出てきます。

マンションのイラスト相談者様がもっとも懸念していらっしゃると思われる、ご主人名義のマンションについては、
①相談者様の体調面、②監護補助者であるご両親との距離、(③息子さんの保育園等との距離)などの事情や、離婚原因がご主人のモラルハラスメントにあることを主張して、ローンをご主人に支払っていただき、息子さんと2人で住み続けたいという要求をして、交渉を行うことは可能です。

ポイントの解説をする女性のイラストこの点については、調停では認めらにくい恐れがありますので、まず協議を行ってみる方が適しているかもしれません。

また、お話を詳しく伺ってみないと断言はできませんが、メールを拝見する限り、ご主人の言動はモラルハラスメントに当たる可能性があると思われますので、モラルハラスメントがあったという事実や、それが相談者様のお病気を悪化する要因となったなどの証明ができれば、慰謝料額を増額することも可能でしょう。

さらに、いただいたメールからはご結婚期間等が不明ですが、結婚期間中のご主人名義の貯金についても、財産分与を請求できる可能性はあります。

かなり詳細なメールをいただきましたが、弁護士が直接お話を伺いますと、より有益で現状に即した助言をさせていただくことが可能になります。

お体のこともありすぐには難しいかもしれませんが、体調が落ち着かれましたら、一度ご来所いただき、詳しいお話をお聞かせいただければと思います。

 

 



離婚にまつわるトラブルのQ&A