弁護士コラム⑫ 嫁姑問題について


139ce10d273d48fc3359c18de677cfc1_s離婚の原因として昔から挙げられているのが嫁姑問題です。

結婚は夫婦間同士だけで行うものではなく、パートナーの両親、親族とも深い関わりを持つ必要があります。

 

嫁姑問題はどのようなものがあるか?

子離れできない

マザコンのイメージイラスト息子が大人になっても心配で放っておけないという姑もいます。そんな姑は、結婚した後も息子夫婦の間に入ってくることがあります。息子や孫のことを第一に考えて行動しますので、嫁に家事や育児の小言をいうこともしばしばあります。

価値観が違う

悩む女性のイメージイラスト元々生活してきた環境や世代によっても価値観は違ってきますので、嫁と姑の間でも価値観の違いで問題が起こることは多いです。 家庭に入り子育てや夫の支えを中心に生活を送るのが正しいと考える姑や、金銭的な問題もあるので夫婦共働きをして保育園を活用したいという嫁もいます。 このような価値観の違いから問題が大きくなり、顔を合わすのも嫌になるケースもあるのです。

嫁の家庭環境を否定する

怒る姑のイメージイラスト嫁の生い立ちや家庭環境などを否定する姑もいます。 人によって家庭環境はもちろん違いますので、どれが良いとは言い切れません。夫を育ててくれた方だとは分かっていても、自分の両親や家庭環境のことを否定されるのは当然不快感を覚えます。

 

姑との不仲で離婚できるケースもある

姑との不仲によって離婚するためには、結婚生活を継続しがたい重大な理由が必要となってきます。 たんに、姑との口ゲンカが多いなどの理由では、裁判では離婚請求は認められません。

円満な結婚生活を継続するために不仲を解消する努力はどれほどしたのか、どのような配慮をしたのかがポイントとなります。

義父母の虐待や侮辱など、誰が見てもこの環境を続けていくのは厳しいと判断されるケースでは離婚が認められる場合もありますので、まずは一度ご相談下さい。


この記事を書いた人

弁護士 西村裕一

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