児童手当や児童扶養手当は別居後すぐでも受給できますか?

手続きについてよくある相談Q&A

悩む母のイラスト先日、暴力を振るう配偶者から逃げるために別居を開始しました。児童手当が配偶者の口座に振り込まれているのですが、自分に振り込まれるようにしたいです。

どうしたらよいでしょうか。

また、離婚するまでは児童扶養手当は受給できないのでしょうか。

児童手当は、配偶者に送った協議離婚申入書の写しと住民票を提出することで変更することが可能です。

また、児童扶養手当を離婚前に受け取るためには、DVの保護命令を受けていることなどが必要になってきます。

 

児童手当について

母子のイメージイラスト

児童手当は、児童の監護者に支給されるものです。

そのため、夫婦で別居を開始した場合には、児童を監護している方が受給すべきものなのです。

 

そのため、別居して子どもを育てている場合には、自分が監護者であることを示して、受給者を変更してもらうことができます。

変更のためには、別居が離婚のためである必要があるので、それを証明するものとして協議離婚申入書を配偶者に送っている場合には、その写しを持っていきましょう。

 

協議離婚申入書とは、弁護士に依頼すれば必ず相手方に送る書面の一つです。

しかし、弁護士名ではなくても、個人的に送ることもできます。

また、別居先に住民票を移している必要があります。

住民票を移していない場合には、簡単ですので住民票を移してしまいましょう。

 

 協議離婚申入書の写し

 住民票

 

喜ぶ母娘のイラスト上記の二つを持って役所に行けば受給者変更に応じてくれます。

もし応じてくれえない場合には、弁護士等に相談するのが良いでしょう。

 

児童扶養手当について

 

児童扶養手当の受給要件には、下記のものがあります。

 

考える子供のイメージイラスト父母が婚姻を解消した子ども

② 父又は母が死亡した子ども

③ 父又は母が一定程度の障害の状態にある子ども

④ 父又は母が生死不明の子ども

⑤ 父又は母が1年以上遺棄している子ども

父又は母が裁判所からのDV保護命令を受けた子ども

⑦ 父又は母が1年以上拘禁されている子ども

⑧ 婚姻によらないで生まれた子ども

⑨ 棄児などで父母がいるかいないかが明らかでない子ども

これらの要件で最も知られているのが①の離婚した場合だと思います。

そして、相談者は配偶者から暴力を受けていたということなので、DV保護命令を裁判所から受けることで、⑥の要件を満たすことができる可能性はあります。

 

お悩みの方は弁護士へご相談ください。

ポイントの解説をする男性のイラスト

ただ、基本的には離婚前には児童扶養手当を受給できないといえます。

そのため、離婚していない状態の場合には、上記の児童手当の受給者変更をし、かつ、配偶者に婚姻費用を請求していくしかありません。

DVによる保護命令について、くわしくはこちらをごらんください。

児童手当や児童扶養手当については、離婚をする中でご質問の多いところです。

当事務所では、弁護士全員がファイナンシャルプランナーの資格を有しており、児童手当等についても適切なアドバイスができますので、まずはお気軽にご相談ください。

弁護士へのご相談はこちらからどうぞ

 


手続きについてよくある相談Q&A

「手続き」についてよくある相談Q&A