離婚を拒否するうつ病の妻と協議により離婚を成立させた夫Mさん(40代)の事例

ご相談者Mさん (北九州市八幡東区)
職業:会社員
婚姻期間:10年
解決までの期間:6ヶ月
解決方法:協議
離婚を切り出した


サポート無 サポート有 利益
離婚 ×不成立 ○成立

 

状況

相談者のMさんは、10年ほど前に妻と入籍しました。

ところが、結婚生活を開始してしばらくして妻がうつ病になり、体調が悪化していきました。

Mさんは少しでも妻の体調がよくなるようにと、ペットを買ったり、一緒に外出したりといったことを続けていましたが、妻の症状は改善せず、次第にMさんが仕事をしながら、家事をこなすようになりました。

そんな中、妻はうつ病が原因でリストカットをして自殺を図るという行動に出ました。

そのため妻はしばらく入院して静養をしていました。

それでも、妻の体調はよくならず、妻はしばらくして再び自殺を図りました。

そこで、Mさんはこれ以上、妻の自殺行為で精神的なショックを受けると、Mさん自身も体調を崩しかねないと思い、離婚を決意し、別居を開始しました。

妻は、離婚について頑なに拒否をしており、別居についても早く解消したい、Mさんに戻ってきてほしいといってきていました。

Mさんとしては、妻とやり直すことは難しいということだったので、離婚を成立させるためにはどうしたらよいかということでご相談に来ました。

 

弁護士の関わり

依頼を受けてすぐに協議離婚の申入れを書面にて行いました。

妻は当初Mさんとやり直したいということで離婚には応じないという対応でした。

そこで、Mさん本人に手紙を書いてもらい、それを弁護士の書面とともに送付しました。

手紙の内容は、Mさんの離婚意志が固く、妻とやり直すことは考えていないというものです。

それでも妻は離婚に消極的でしたので、このままの状態が続けば調停を申し立てざるを得ないこと、Mさんに修復の意向がない以上、最終的には裁判をすれば離婚になることを説明しました。

そうしたところ、妻も弁護士を立てて交渉をするようになりました。

その後は、弁護士間で交渉を行い、最終的には交渉から半年ほどで離婚が成立しました。

 

補足

自分は離婚したいのだけど、相手がどうしてもいやだと拒否しているような事案の場合、当人同士で離婚したい、離婚したくないと話していてもなかなか前に進みません。

このような場合、弁護士を代理人に立てて、交渉を行えば、相手方に離婚意思の強さが伝わるだけでなく、感情的な部分を抑えて冷静な交渉を行うことができる可能性が十分にあります。

場合によっては、今回のMさんのように、こちらが弁護士を立てれば相手方も弁護士を立てて交渉するということもよくあります。

こうなると、弁護士同士での話合いとなるため、本人同士の場合より協議がまとまる可能性が高まります。

最近ではうつ病といった精神的な病が離婚の原因のひとつという方はもちろん、相手方がアスペルガー症候群やADHDなどのケースも多くなっています。

 

こうした問題(アスペルガー・ADHD)については、こちらに詳しく説明しておりますので、あわせてご覧下さい。

 

 



※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。




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