離婚コラム㊳夫婦間レイプの被害者の方はすぐに弁護士にご相談ください!

夫婦間レイプについて

離婚相談を受けていると、夫婦の性(SEX)の問題で悩まれている方は少なくありません。

夫婦の性の問題は、大きくは2つに分かれます。

一つが、セックスレスの問題。

もう一つが、望まぬ性交渉の問題です。

かつては、「夫婦は、性交渉に応じなくてはならない」という考え方が一般的でしたが、現在、その価値観はもはや通用しません。

たとえ、夫婦間であっても、セックスの要求に暴行・脅迫を伴っている場合、強制性交罪(刑法177条)が成立します。

ここでいう暴行・脅迫は、反抗を著しく困難にする程度のものをいうと解釈されています。

しかしながら、社会的な価値観は、上記のように変化しているのですが、未だに前時代的な価値観を持たれている方もいるでしょう。

そんな夫の性交渉の強要から逃れるにはどうすれば良いでしょうか。

私のおすすめは、とにかく別居することです。

性交渉の強要もDVの一種ですから、別居に躊躇は必要ありません。

相談者の方でも多いのですが、日常的に性交渉を強要される等のDV被害にあわれている方は、完全に夫に精神状態を支配されてしまっていることが珍しくありません。

夫による性交渉の強要から逃れるために、別居するのは当然の権利です。

しかし、DV・モラハラ加害者は、必ず、被害者に対し、「おまえが悪い」と思い込ませています。

日常的に「おまえが悪い」と洗脳されてしまっている相談者の方は、相談に来られた段階でも「とはいえ、別居してもよいのでしょうか?」とためらいの意思を持たれている方が少なくありません。

自分だけで別居に踏み出すのは難しいと思われたのであれば、ぜひ、弁護士の助力を得るようにしましょう。

離婚問題に詳しい弁護士であれば、あたながスムーズに別居するために種々のサポートを行ってくれるはずです。

 

別居をお考えの方はこちらもご覧ください。

 

 

ポイントについて

ポイントとしては、別居を決意した段階で(別居を具体的に実行に移す前に)弁護士に依頼することです。

というのも、DVから逃れるための別居は、慎重に慎重を期す必要があり、種々の準備が必要となるためです。

例えば、私が行っているサポートの一部を挙げますと、以下が典型です。

サポート内容
    • 別居の際に持ち出すものについて
    • 別居した後、住民票を移すべきか否かについて
    • 住民票を移すとして非開示にするにはどうすればよいか
    • 夫が押しかけてきた際の対処法
    • 児童手当の受給権者の変更方法
    • 別居の際の生活費(婚姻費用といいます)の請求方法

DVから逃れるための別居では、警察の生活安全課の協力を得ることも重要で、私の依頼者にはほぼ例外なく、警察署の生活安全課に行き別居前に防犯の登録を行ってもらうようにしています。

このように、夫からの性交渉の強要等のDVから逃れるための別居に際しては、弁護士のサポートが有用です。

弊所では、DV・モラハラの問題に詳しい弁護士が、DVから逃れるための別居のサポートを行っています。

DV問題でお悩みの方は、ぜひ、当事務所にご相談ください。

 

 


この記事を書いた人

弁護士 竹下龍之介

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