面会交流を実施しなくなってだいぶ経つのですが、どうやって再開していけばよいか分からず不安です。

面会交流についてよくある相談Q&A

事例

夫婦喧嘩

私と元妻は、数年前に離婚しました。

離婚の際、元妻が子ども(現在8歳)の親権者になり、私は定期的に子どもに会うという条件で合意しました。

その後、しばらくは安定して子どもに会うことができていたのですが、ある時、面会交流の連絡の行き違いからトラブルになってしまいました。

その時、私も冷静に対応すればよかったのですが、元妻を信用できなかったことで口論になった結果、この時の面会交流は実施されませんでした。

私も意地になっていたため、しばらく元妻との連絡をせず、その間面会交流も実施しませんでした。

スマホを持つ男性数ヶ月後、私は意を決して元妻に面会交流再開希望の連絡をしました。しかし、元妻からの返信はありませんでした。

何度か連絡を試みたのですが、結果は同じでした。

そして、そのまま1年以上が経過してしまいました。

些細なことからこのようなことになってしまい、今となってはとても後悔しています。

今は面会交流を再開したい気持ちでいっぱいなのですが、どうやって進めていけばよいのか分からず不安です。

 

 

弁護士森内公彦この問題について、当事務所の弁護士が回答いたします。

上記事例について、解決策として、弁護士を代理人として立てて交渉していくこと、裁判所に面会交流調停を申し立てること(あるいは、これらの併用)が考えられます。

子供と遊ぶお父さん面会交流とは、非監護親(子どもを監護養育していない親)が、子どもと直接会ったり(面会)、面会以外の方法で意思疎通を図ること(交流)をいうと解されています。

そして面会交流では、監護親と非監護親とのやり取りによって実施方法を都度検討していくという取り決めをすることがよくあります。

その背景には、面会交流の実施が監護親と非監護親との信頼関係の下でなされるのが、未成年者にとって望ましいという発想があると思われます。

また、未成年者の現状を十分に把握している監護者が面会交流の実施に関与することで、子の福祉に配慮した面会交流が実施できるということも背景にあるかと思います。

これらの観点から考えると、面会交流の再開において重要なのは、(監護親をはじめとする)連絡相手等との信頼関係の再構築、未成年者の現状の適切な把握にあるといえます。

しかし、本事例のようなケースでは、上記2つともができていません。

このような場合、無理に実施(例:勝手に会いに行く)しようとすると、結果として何よりも未成年者にとって不利益になることもよくあります。

そのため、面会交流の再開においては、第三者の助力を得ることが適切な場合が少なくありません。

弁護士が関与して面会交流の道筋をつけたり、裁判所で面会交流のルールの再検討をすること(あるいは、これらの併用)が有益な場合があります。

面会交流は、どうしても当事者の感情的対立が激化しやすいため、一度トラブルになってしまうと当事者同士で解決をしていくのが難しい問題といえます。

お悩みの方は、是非ご相談ください。

 

 


面会交流についてよくある相談Q&A

「面会交流」についてよくある相談Q&A