不倫夫と相手女性から、短期間で慰謝料を獲得した妻Oさん

掲載日:2016年3月2日|最終更新日:2020年1月30日

ご相談者Oさん (山口県下関市)
職業:専業主婦
婚姻期間:2年
解決方法:協議
離婚を切り出した

※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。なお、あくまで参考例であり、事案によって解決内容は異なります。

依頼前 依頼後 利益
離婚 ×不成立 ○成立
財産分与 0円 20万円 20万円
慰謝料 0円 190万円 190万円

 

状況

30代のOさんは、夫と約2年前に結婚しました。

Oさんは、結婚から1年ほどたった頃、夫が自分に冷たいと感じるようになりました。

しかし、Oさんは、「いつまでも新婚気分でいるわけにもいかないだろうな。」「どこの夫婦もこんなものだろう。」と自分に言い聞かせて、我慢してきました。

ところが、夫が冷たい理由は、そのような理由ではなく、夫に他に女ができたからでした。

発覚の経緯は夫のLINEのいわゆる誤爆からでした。

ある日、Oさんのもとに、「早く会いたい。次に◯◯に会えるのが待ち遠しいよ!」というLINEが送られてきました。

◯◯という名前は、Oさんの名前ではありませんし、内容的に妻に送るのは不自然です。

Oさんは、このLINEを受け取ったのを契機に、夫が浮気していることを確信したのです。

Oさんは、このLINEが届いたとき、直感的に、いわゆる「既読」状態にはしませんでした。

誤爆に気付いた夫はすぐに送信を取消しました。そのため、夫は、Oさんにはバレずに送信取消しが行えたと考えたようです。

その日の帰宅後も、夫は何事もなかったかのように、振る舞っていました。

Oさんは冷静に考えましたが、ショックは大きく、とても夫を許せそうにありませんでした。

そこで、証拠収集を行うことにしました。

具体的には、夫と不貞相手のLINEを自分のスマートフォンのカメラで撮影し、証拠化しました。

LINEを遡ると、夫の不貞相手は、夫の職場の同僚で、独身ということが発覚しました。携帯電話の番号もわかりました。

LINE以外の証拠がないかも探りましたが、これ以上は出てきそうにもありませんでした。

そこで、Oさんは、弁護士に依頼し、①夫との離婚協議を有利に進めたいこと、②夫及び不貞相手に慰謝料請求を行いたいこと、を伝えました。

 

弁護士の関わり

弁護士は、夫には協議離婚申入書を、不貞相手には慰謝料請求通知を同時に送りました。

すると、2人とも同じ弁護士に依頼したようで、その弁護士から受任通知が届きました。

弁護士間の交渉がスタートしましたが、夫は離婚には応じるものの不貞行為を認めませんでした。

そして、収入が高くないことを理由に、夫及び不貞相手双方合わせての解決金として金100万円を提案してきました。

夫らの提案は、家庭を壊されたOさんとしては、全く納得のいく額ではありませんでした。

そこで、弁護士は、以下を主張し、慰謝料(解決金)の増額交渉を行いました。

  1. 不貞行為の証拠があること
  2. 不貞行為が原因となり婚姻関係が破綻したことを強く主張し
  3. 100万円という数字から増額できないのであれば訴訟提起を行う

その結果、離婚を前提に、当初の提示額の2倍にあたる慰謝料200万円での和解を実現しました。

 

補足

弁護士が受任した際、Oさんの婚姻期間は約2年と短かったうえ、不貞を立証する証拠がLINE以外にはないという状態でしたので、訴訟に移行した場合に多額の慰謝料を獲得できるかは微妙でした。

証拠のLINEも交際関係は推認できるものの、いわゆる裸の写真を送りあったりという性交渉を直接に推認させるような証拠はなかったためです。

もっとも、夫らは、泥沼化はのぞまず早期解決を望んでいました。

そこで、夫がもっとも懸念していた離婚の長期化及び訴訟提起を示唆することで、結果的にはOさんの納得いく慰謝料を獲得することができました。

相手方の意向を的確に察知し、それに合わせた交渉方法を選択することが重要といえる事例でした。

 

 





なぜ離婚問題は弁護士に相談?良い弁護士の見極め方とは…?

あなたにおすすめの事例

  • 1
  

浮気夫と愛人から慰謝料を回収し有利な条件で離婚した事例

Kさんは、夫と結婚し、翌年に長女が誕生。夫は浮気をし、その上妊娠させてしまったことが発覚。しかし、夫の不審な行動で調査をすると再び浮気をしていました。夫は離婚届を偽造して提出するという暴挙に出たため、[...]

依頼結果:

慰謝料 200万円(200万円増額


/ 専業主婦 / 婚姻期間:約20年



詳細を見る
解決事例一覧ページ


事例を探す

 離婚の原因

 離婚の争点