一方的に離婚を迫る不倫夫から高額な慰謝料を獲得した妻Cさん(30代)の事例

ご相談者Cさん (佐賀県小城市)
職業:パート
解決までの期間:11ヶ月
解決方法:協議
子どもあり (長男)
離婚を切り出した
解決までの期間:11ヶ月
解決方法:協議
子どもあり (長男)
離婚を切り出した
依頼前 | 依頼後 | 利益 | |
---|---|---|---|
離婚 | ×不成立 | ○成立 | – |
養育費 | 月額5万円を20歳まで | 月額7万5000円を 大学卒業時まで |
約650万円 |
慰謝料 | 0円 | 350万円 | 350万円 |
婚姻費用 | 月額6万円 | 月額15万円 | 月額9万円 |
Cさんは、妊娠を機に夫と結婚しましたが、長男が生まれた直後、夫の不貞が発覚しました。そして、夫から離婚を迫られたため、どのように対応すべきか悩み、弊所に相談に来られました。
Cさんは、長男のためには離婚を回避すべきではないかと迷いながらも、自宅を出て行ったきり子のことを気にかけない夫の態度を見て、協議離婚の代理交渉を弁護士に依頼しました。
夫は、早期に不貞を認めましたが、早期離婚を望むとともに、慰謝料は相場レベルの額を主張しました。
弁護士は、結婚直後に不貞が始まったこと等不貞の悪質性を強く主張し、夫提示の離婚条件での離婚を強く拒否しました。
その結果、相場よりも高額な慰謝料の支払いと、大部分を一括で支払ってもらうことで合意しました。
Cさんのケースでは、結婚期間が1年弱と短かったこともあり、裁判で認容される慰謝料額としては、100万円~150万円ほどにとどまる可能性がありました。
弁護士は、Cさんに有利な慰謝料額を引き出すために、不貞相手に慰謝料請求の裁判を起こすとともに、夫には離婚を拒否する姿勢を示しました。
その結果、夫は、裁判になった場合に予想される慰謝料額の倍以上の金額を支払うことに応じたのです。
慰謝料の裁判基準は、傷ついた被害者の方からすると必ずしも高いとはいえませんが、弁護士が間にたち交渉することで、増額や一括払いなど、少しでも有利な条件を引き出すことは可能なのです。
※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。
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依頼結果:
慰謝料 | 200万円(200万円増額) |