通常の半分の分割率で解決することができた夫Bさんの例

ご相談者Bさん (福岡市南区)
職業:会社員
婚姻期間:30年以上
解決方法:調停
離婚を求められた

※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。なお、あくまで参考例であり、事案によって解決内容は異なります。

状況

結婚して30年以上経過する妻から離婚調停を申し立てられ、その条件として、婚姻期間中のBさんの厚生年金の払込部分について、0.5ずつで案分するように請求されました。

 

弁護士の関わり

Bさんは、単身赴任をされていたので、結婚期間のほとんどが別居生活でした。そうしたことも踏まえ、当初は、別居前までの分割にしか応じないという主張を調停の場で行いました。

その後、婚姻期間中すべての期間を分割の対象とすることは了承した上で、その割合について、妻が0.25とすることを条件として交渉を行いました。その結果、Bさんの割合を0.75、妻の割合を0.25とすることで合意が成立しました。

 

補足

年金分割について、分割割合は、実務上0.5ずつということで定着しています。しかし、これもあくまで運用ですので、具体的な事案に応じて、これと異なる割合での分割を主張することは、当然できます。もちろん、0.5ずつという割合以外でも当事者間に合意が成立すれば、その合意に従って分割されます。

今回のBさんのケースでは、交渉の結果、通常の半分の割合での分割で解決することができました。年金は老後の重要な収入源ですので、Bさんにとって、有利な解決であったといえます。

 

 





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